茅ヶ崎市の「クラスター」と「広域避難場所」 

クラスターとは・・・?

クラスターは、本来ぶどうの房、群れ、集団の意味。

木造住宅が密集して連続している状態です。

大地震などで火災を消火できなかった場合、隣から隣へと延焼は拡大します。このように焼け野原になる運命を共にする建築群のことを「クラスター」といいます。

クラスター内の建物から1件でも出火し、そのまま消火できない場合に、クラスター内の建物全てが焼失する単位になります。

茅ヶ崎市の巨大なクラスター

茅ヶ崎市では、JR東海道線より南、海岸側の住宅密集地にある「10671棟」と 「9241棟」の巨大なクラスターは、県で最大規模となっています。
 

f:id:Merimaa88:20150508141742j:plain
 

だからこそ、「広域避難場所」が重要

茅ヶ崎市は、火災による延焼拡大の危険性が非常に高いということ。

市の配布した資料には、延焼火災が起きている場合は、 

「避難場所」ではなく「広域避難場所」へ避難して、 火災の熱から逃れてください!」 

と赤文字で書かれています。 

merimaa88.hatenablog.jp

緑色の部分が「広域避難場所」

もう一度、クラスター地図を見てみます。

緑色の部分が「広域避難場所」です。


f:id:Merimaa88:20150508141742j:plain


市の北部には、大きな「広域避難場所」が3つあります。 

県立里山公園と、2つのゴルフ場です。(スリーハンドレッド、湘南カントリー)

住宅の密集も少なく、広域避難場所にも恵まれていますが、近年、香川のみずき地区は、大規模のクラスターができています。

北部に較べると、市の南側の県下最大のクラスター地域には、小さな広域避難場所が3つあるだけです。

西浜高校、茅ヶ崎公園、茅ヶ崎ゴルフ場です。

右側の茅ヶ崎ゴルフ場(7番)は、市民約6万人を収容します。


それなのに、今! 

この「茅ヶ崎ゴルフ場」=広域避難場所が
失われようとしています!

広域避難場所をいったん失うと、二度と戻ってこない!

地図で見ると一目瞭然ですが、茅ヶ崎ゴルフ場の広域避場所がなくなると、ほんとうに逃げ場がなくなります。

さらに、ゴルフ場内には、海岸沿いの美しい景観を作っている松林などが保全されています。 

ゴルフ場周辺の松林は、住宅街にとって貴重な防砂林、防風林、134号線の騒音からの防音林でもあります。

また、さまざまな生き物や生態系もゴルフ場の緑が維持していて、ヒートアイランドからも街を守っています。

ひとたび、火災が延焼したら、JRの南側は焼け野原になります。

そのときに、避難する広域のスペースを住民は失うことになります。

ここは、ほんとうに最後に残された広域スペースです。

このスペースと自然が失われたら、二度と取り返しもつかないし、取り戻すこともできません。
 

火がまわらないうちに逃げ込む場所が必要!

「この広域避難場所を失ったら、どこへ逃げればよいのか?」と、市民が市長に質問したところ、

「藤沢に広域避難場所がある」という答が返ってきました。

茅ヶ崎ゴルフ場=広域避難場所を開発しようとする「命の軽視」には驚きますが、この返答にも驚きます。

特に、茅ヶ崎市の南側は、風速10mでは、6時間で焼け野原になるシミュレーションも出ています。

小さな子供を持つお母さん、高齢者、障害のある方など、災害時に早期避難できる広域のスペースは絶対に必要です。

また、ペットと一緒に避難する場所として、広大な芝生のスペースは貴重です。 

ゴルフ場として残すのがお金がかからない

広域避難場所の維持と確保のためには、「ゴルフ場としての存続」がいちばん税金がかかりません。 

単にゴルフ場を残したいようにも聞こえますが、広い公園の維持管理には高額な費用)税金)がかかります。(そうだとしても、茅ヶ崎市はハコモノ建設に巨額の税金を使っているので、みどりのために税金を使うべきです。)

そして、「市営公園、県営公園は作らない」と、すでに市長は言っています。

ゴルフ場であることが、「広域避難場所」としてのスペースも確保できて、ゴルフ場内の松林や、緑の自然、たくさんの生き物も残すことができます。

「ゴルフ場として残すのがベスト」 

これは、多くの周辺住民が、考えに考えて出した結果です。

不動産事業者などに細切れに開発されて、転売されたら、おしまいだからです。

ここが開発されたら、余りにも失うものの大きさは計りしれません。 


まず、市民の声、みなさんの意見を届けてください! 

広域のスペースと、自然とみどりを保護する声を届けてください!


merimaa88.hatenablog.jp

merimaa88.hatenablog.jp