『池上彰と考える・巨大地震 3』延焼火災と茅ヶ崎ゴルフ場 

『池上彰と考える 巨大地震その時命を守るために 3』は
ご覧になりましたか? 2/25放送

クラスター延焼火災地域である茅ヶ崎市 に、
タイムリーな内容 でした。

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茅ヶ崎市が、県で最大レベルのクラスター地域なのはご存知ですか?

茅ヶ崎市だけでなく、湘南エリアは予想以上のクラスター地域です。

この機会に、お住まいの地域のクラスター分布と「広域避難場所」を確認しておきましょう。


★クラスターとは?・・・火災を消火できなかった場合、隣から隣の家屋へと延焼は拡大します。このように延焼拡大し、運命を共にする建築群のことを「クラスター」といいます。

クラスター内の建物から1件でも出火し、そのまま放置した場合(消火できない場合)にクラスター内の建物全てが焼失する単位になります。



それでは、番組内での質問です。

直下型の大地震で火災がおきた場合、どちらがよいのでしょう?

1. バケツリレーで消火する


2. 放置して逃げる


番組では、2.放置して逃げる ことをすすめていましたが、ケースバイケースといえそうです。


火災が小さいうちに、いち早く消火できそうなら、バケツリレーなどは有効です。
阪神・淡路大震災では、初期消火を試みた146件の火災のうち、58件(4割近く)が地域住民の手で消火に成功しています。  

しかし、初期消火のチャンスは天井に火が届く2〜5分まで!

地域で協力して「移動式ホース格納箱」などを使うことも出来ますが、水道管が破裂すれば水が出ません。

身の危険を感じたら消火活動をやめて、命を最優先に避難しましょう!


それでは、どこへ逃げるのがよいのでしょう?

これも番組内で質問になっていました。

1. 避難所


2. 広域避難場所


まず、『避難所』と『広域避難場所』の違いを理解しましょう。


広域避難場所・・・火災の輻射熱から逃げる身を守る場所 例:ゴルフ場、茅ヶ崎公園、中央公園 など

避難所・・・災害の危険性がなくなってから避難生活を送る場所  例:公立小中学校 など


学校の校庭などに逃げても、クラスター地域の学校に火災の延焼が迫った場合、さえぎる物がなく火災と向き合った状態では、300m以上火災から離れないと、火災の熱により生命が危ないケースもあります。


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写真は阪神淡路大震災。学校のグラウンドに火災が迫っている。

大規模な火災の場合、学校のグランドに避難しても、火災熱にさらされて危険な状態になることもあり、「避難所」=小中学校 が必ずしも安全な場所であるという保証はないのです。


つまり、延焼火災が発生している場合は、
まず『広域避難場所』へ避難し、
火災の危険性がなくなってから、はじめて『避難所(小中学校)』に移動する
という行動がポイント、とされています。 

番組内でも、火災時は「広域避難場所」へ逃げることをすすめていました。


このように、大規模な延焼火災地域では「広域避難場所」がたいへんに重要な役割を持ちます。

住民の生命と、直接に関わってくる場所です。 


ところが、このブログでも再三お知らせしているように

茅ヶ崎市の、最大規模のクラスター延焼火災地域にある
「広域避難場所」=「茅ヶ崎ゴルフ場」の開発案が募集されるという、
危機的な事態になっているのです。


merimaa88.hatenablog.jp

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