かつてのサザンライブ「茅ヶ崎公園野球場」の光景は見れなくなります!

サザンオールスターズの10年ぶりのニューアルバム『葡萄』が発売されたばかりですが、茅ヶ崎市の残念なニュースがまた一つ飛び込んで来ました。
(最近の茅ヶ崎は、こんなことばかりです。)

*茅ヶ崎公園野球場すぐ脇にハコモノ

2000年8月に開催されて伝説的なライブとなった、
サザンオールスターズ 『茅ヶ崎ライブ ~あなただけの茅ヶ崎~』

2013年、サザンオールスターズの13年ぶりのライブ、
『スーパー・サマーライブ 2013』

その会場になったことで
全国に知られている茅ヶ崎公園野球場。


あの時と同じ雰囲気の公園は二度と見られない、
もう味わえなくなることを、
サザンファン、市民へ、茅ヶ崎から伝えます! 


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このコートがつぶされて、施設が建設される。野球場とは隣合わせ。

この雰囲気は二度と見れなくなる

茅ヶ崎公園の野球場とテニスコートは、
公園内のすぐ隣合わせの位置にあります。

訪れた方はご存知と思いますが、
テニスコートを取り囲むような美しい松林が
茅ヶ崎らしい雰囲気を作り上げてきました。


この公園が昔から市民に愛されてきたのは
このいかにも茅ヶ崎といえる風景が残っているから。

サザンの2000年ライブもこの風景、雰囲気が
桑田さんにも茅ヶ崎の原風景として、残っていたはず。

周辺の住民も、公園利用者も、テニスコート利用者も、
この光景を愛して大切にしてきたのです。

市の開発とハコモノ建設!

しかし、市長はこのテニスコートの場所にも、
信じられないことに、
またもハコモノを建設することを決定!


ハコモノいらない! ウンザリ!
ホノルル姉妹都市、税金使い放題、
ハコモノへの巨額の税金投入より福祉にまわして!

茅ヶ崎では、そんな声しか聞かれなくなった。

例によって例のごとく、
情報を市民と共有しない茅ヶ崎市、
このことも市民はほとんど知らなかったのです。 


このテニスコートの面積をつぶすのですから、かなり大きな建設物です。
(総工事費18億円) 
長年愛されて来た、この茅ヶ崎で数少なく残っていた美しい松林の景観。

それもまったく変わってしまいます。 

みどりの伐採を制限できない市長が先頭に立って、
茅ヶ崎らしい松林の光景を消していく・・・


そうなれば、当然のことですが
野球場周辺の雰囲気も変わってしまいます。
周辺の住民もたいへんに落胆し、また怒りも感じている、、 

 

市民の意見は6年前にいちおう聞いた?

平成21年に、自治会と関係団体者で協議会が行われていますが、
これは「施設」=ハコモノについての話し合い。

はじめから「ハコモノありき」の話し合いだった。
(そして、この協議会は、違法に設置されたもの。)

「テニスコートが5面に増えるから、コート移設 OK」という同意も、
明確な根拠がないことが判明。

子供の遊び場スペースなど公園内の問題や、景観の問題があるのに、市の公園を担当する課も、コートを担当する課も、話し合い(協議会)に参加していません。

いったい、市は何をもって意見を聞いたと言っているのか不可解です。


ムダに使うハコモノ税金があるなら、
子供のために、天然芝の広場、公園のひとつでも整備してあげればいい。

この数年の、茅ヶ崎市の大型公共工事によるハコモノ建設の多さは尋常ではありません。

本当に市民の願うことに、税金は回ってこない。

茅ヶ崎の子育て支援や福祉の実態は、最低レベルです。

待機児童数は、県内で最も多く、
中学給食はない。
小児医療費の助成は、小3までしかなく、
特別支援学級の開設率は、県内で最低。
振り込め詐欺の被害は、ダントツで県内でトップ。 

そして、市民一人あたりの公園の面積、これも県下19市で最下位。

これでは、子育てしにくい街、ナンバーワンです。


大地震などの同時多発火災では、
県内でもっとも大規模な延焼火災地帯と想定されているのが、茅ヶ崎の海岸側一帯。

その場所の、市民6万人の広域避難場所である「茅ヶ崎ゴルフ場」
(サザンのラチエン通りにあるゴルフ場)
を開発する計画もあり、さらにみどりが失われる、、

ハコモノ以外に何もやっていないのです。 


いかにも茅ヶ崎らしかった、
のんびりとした静かな美しい松林が
隣接しているからこそ味わえた、
サザンファンには特別な場所のひとつでもあった
かつてのサザンオールスターズの野球場ライブの雰囲気は、
もう失われてしまいます。



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茅ヶ崎のこういう風景も、見納めです・・・


merimaa88.hatenablog.jp