湘南に住もうと思うなら、松林と住む話

『湘南』には、 実は「松林」こそなくてはならないもの、なんです。

これが、茅ヶ崎・ホノルル姉妹都市提携の真実? Part1

基本の3原則ご存知ですか?

私たちの「暮らし」は何だかんだ言っても地方自治とかかわっています。
一方で市民は税金を支払い、一方で茅ヶ崎市は税金を使っていく。
そういった市政の基本になる重要な3原則、ご存知ですか? 
それは、以下の3つです。

★市と市民の情報共有(情報公開)
★市政への市民参加
★市の説明責任

それは、実際にはどういうことなのでしょう?

具体的な例のひとつとして、茅ヶ崎市がホノルル姉妹都市を提携したときのの出来事から、市と市民との「情報の共有」「情報の公開」について、考えてみたいと思います。 



市民の知らないホノルル市長への提案書

ここに、ひとつの資料があります。

2014年10月24日、茅ヶ崎市はホノルル市郡と姉妹都市提携を調印しました。

提携を結ぶまでに、茅ヶ崎市長、副市長をはじめ、職員が何度もホノルルを訪れ、「税金を何だと思って使っているのか?」と市役所への苦情がトップだったのは、周知のとおりです。

この資料は、茅ヶ崎市長がホノルル市長に提出したプロポーザル(提案書)です。もし茅ヶ崎が姉妹都市になれば(なってもらえれば?)「茅ヶ崎はこんなことをいたします」など、ホノルルのコールドウェル市長に説明するために、市が作った公的な「提案書」です。

そして提携前の7月、市長、副市長、職員4名が225万円の税金を使い、ホノルルに海外出張に行ってますから、このときに持参したのでしょう。


しかし、ここに書かれている提案の数々・・・

市民の皆さんは前もって、知っていましたか?

あるいは、前もって市から説明を聞いたことがありましたか?


おそらく、まったく耳にしたことはないでしょう。
それも当然です。

ホノルル市長に提案した内容を、それが税金で行われる事業であるにかかわらず、市長は市民に説明していません。 

市と市民の情報共有、情報の公開が行われていないのです。
 
それでは、いったい市長は、市民の知らないうちに、ホノルルに何を提案しに行ったのでしょうか?


f:id:Merimaa88:20150902110250j:plain

ホノルルへの提案内容

以下がその提案内容です。

(1)サーフィン大会「ホノルル市長杯」「茅ヶ崎市長杯」開催
(2)ハワイサーフィン協会との連携 
(3)スタンドアップパドルの国際大会を茅ヶ崎で開催

(4)茅ヶ崎市民訪問団のホノルルツアーを開催

(5)茅ヶ崎商工会議所 ハワイ経済交流委員会の設置 
(6)ハワイ商工会議所・ホノルル日本人商工会議所と、茅ヶ崎商工会議所 
   との連携
(7)ビジネス勉強会の開催(茅ヶ崎商工会議所の訪問団がホノルルを訪問)
(8)物産展の開催 
(9)多分野・異業種交流 事業者の交流と業務提携
(10)企業の技術提供

(11)行政職員派遣交流 市の職員をお互いに派遣する 
(12)議員視察 毎年ホノルルへ市議会議員団が訪問する  
(13)記念事業の開催 5年、10年記念などの交流事業

(14)子どもたちの交流 小中学生のメール・スカイプなどの交流
(15)各種民間団体の交流 
(16)ホノルル茅ヶ崎市民会の設立。茅ヶ崎出身ホノルル在住者、 
    茅ヶ崎にゆかりのある人の市民会がホノルルで活動する


市民の皆さんは、いくつ知っていましたでしょうか?
私は、ひとつも知りません。

サーフィン協会と商工会議所に関連した事業者の交流が大半で、
それに加えて、行政や議員の交流。 
もちろん、毎年税金が投入されていきます。

中心であるはずの市民交流(民間団体交流)の提案説明はわずか2行。 
具体的な提案内容も書かれていません。  

いつ・どこで・誰が決めた提案?

市民との意見交換会は、この提案書の半年前ぐらいに2回行われただけで、あとは開かれていません。

なので、サーフィン協会や商工会議所にかかわる事業など、いつ誰が内容を決定して、いつ市民に情報が知らされて(公開されて)、市民の了解をどう取ったのか、いっさい不明です。
この時点で、不思議なことに、すでに市議会議員が毎年ホノルル訪問すると提案されています。


ホノルル姉妹都市の提携の要望書を市長に出したのは、
茅ヶ崎市観光協会、茅ヶ崎商工会議所、茅ヶ崎アロハ委員会の3団体。
(アロハ委員会も商工会議所内にある)

茅ヶ崎市議会がアロハシャツを着用するようになったのは、商工会議所から要請があり始めたもの。

その後「ホノルル推進委員会」「ホノルル交流委員会」として、税金を受け取ってホノルル姉妹都市の活動しているメンバーは、
*茅ヶ崎商工会議所
*観光協会
*アロハ委員会(商工会議所内)
*茅ヶ崎サーフィン協会
*アロハマーケット(商工会議内)、
*ハワイとの経済交流委員会(商工会議所内)
など。


また、市から「ホノルル姉妹都市関連の補助金」が支払われているのは、
*茅ヶ崎商工会議所
*観光協会
*アロハ委員会
*茅ヶ崎サーフィン協会。


ホノルル姉妹都市提携については、繰り返し、繰り返し、同じ団体名が登場します。

そして、市民交流が、なぜ委託事業になるのか?

*市民の知らないところで、事前に決められて税金が使われていく
*事後報告で、市民の了解を取ったとする、

「茅ヶ崎市のいつもの方法」に、改めて驚きます。

副市長のサーフィン中の事故がニュース報道され、市長の記者会見となりましたが、「なぜ副市長がハワイ出張中にサーフィンしてるの?茅ヶ崎」と、そこで初めてホノルルとの姉妹都市提携を知った市民が大多数でしょう。

市民もそういったニュースからもう一歩踏み込んで、市民への情報の公開、情報の共有をしているのか?と考えなければならない時期に来ています。


これから建設予定の「道の駅」についても、茅ヶ崎市民には反対を言う権利すらないようです。
平塚市では住民の猛反対で道の駅の建設は中止になっています。
道の駅の駐車場は24時間オープンが条件なので、周辺の住環境や交通事情への影響が多大に出てきます。 

茅ヶ崎市では、なぜ始めから「道の駅を作る」という前提で話が進むのでしょうか? 

市長は、市民に建設に賛成か反対かを問わないまま、建設ありきで税金が投入されていきます。

市役所の建て替え、柳島スポーツ公園、その真向かいに道の駅、茅ヶ崎公園の複合施設など、巨額の税金がゴボゴボと、ハコモノ建設に音をたてて流し込まれている茅ヶ崎市です。

そして、将来の置きみやげに残されるのは、毎年増え続ける巨額の維持管理費(70億以上?)です。


merimaa88.hatenablog.jp