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湘南に住もうと思うなら、松林と住む話

『湘南』には、 実は「松林」こそなくてはならないもの、なんです。

湘南ベルマーレ、挨拶は市役所でなく茅ヶ崎市民へ Part2

市民から行政へのレッドカード

茅ヶ崎市行政のかかえる最大の問題点。

それは事前に広く市民に情報を分かりやすく伝えて、意見交換や話し合いの場を持たないこと。

また、変更点などがあった場合も、決してすぐに伝えない。

結果としてどうなるかというと、すべてが事後報告になります。


あえて情報を伝えず、行政が都合良く話を進めて、市民に発表したときにはすでに内部で決まっている。
パブコメは市民の意見はいちおう聞くという形だけ、自分たちで作った条例を自分で守れない。 

「入札の経緯を説明する議事録がない」ことで、すでに市はレッドカードです。
そのうえに、今回の柳島スポーツ公園の建設については、市の自治基本条例の基本である「市民参加」「情報公開による情報共有」「説明責任」から市民を閉め出しているという、大きな問題があります。 




市民はまったく聞いていない「優先枠」

この先、柳島スポーツ公園が開園されたとき、「なんで市のコートやグラウンドで、民間の(落札事業者の)スクールやってるの?」と驚く市民は多いでしょうね。

ほとんどの市民は、イメージとして普通の市営のスポーツ公園が作られると思っているし、コートやグラウンドも市民にすべて開放されていると思っている。


しかし、そうはなりません。 


100億の税金で作られる柳島スポーツ公園ですが、テニスコートとサッカーコートなどの使用については、落札した事業者に優先使用枠が与えられている。

何で?、どうして?と市民が言っても、市がそう決めてしまったからです。
(市民の了解を事前に得る前に。)

つまり、民間のテニススクールとサッカースクールが(ベルマーレと杉山愛のパームインターナショナル)が、年間を通し施設を優先的に使いスクールを行うことになっていて、問題は、市民側が「そんな話は聞いていない」となった場合にどうするのだろう?ということ。


今の時点でもそういう声はすでにあがっているし、市民の利用希望者が多くて予約が取れない場合、事業者優先で市民は納得するのだろうか?

市が「スポーツ教室を実施すること」と指示

柳島スポーツ公園でのスクールの開催は、入札時の要求水準書によって、やらなければならない事業として市が定めている。
(市民は事前に聞かされていないし、了解していないのだが・・・)

(3)スポーツ教室事業の実施業務
ア 業務内容
生涯スポーツの普及促進や市民の健康づくりを図るため、計画的に、対象や内容のバラン スを考慮し、
選定事業者の独立採算事業としてスポーツ教室を実施すること。


イ 要求水準
次に掲げる教室を参考として、生涯スポーツ・健康づくりに関する教室を開催すること。
・ 乳幼児期や少年期におけるスポーツ又は運動遊びの機会を提供することを目的とした教室
・ 高齢者が健康状態や体力に応じて受講できる健康維持や体力増進を図る教室
・ ニュースポーツ、ファミリースポーツの普及・振興を図ることを目的とした教室
・ 家庭でできる運動プログラムの開発、普及を目的とした教室
・ 各種関係団体との連携を図った教室
・ 食育や介護予防等、健康づくりを目的とした教室

http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/007/916/suijyun_syusei.pdf#search='柳島スポーツ公園+要求水準書'


優先枠

また、優先枠についても、市は要求水準書で、最大で平日は3分の1、土日・祝は4分の1の「競技場とテニスコートの優先利用枠」 を事業者に与えています。

*優先利用枠は「6時~12時」「12時~18時」「18時~22時」
のそれぞれの枠の中で 土曜・日曜・祝日の設定は1/4以下とし、平日
の設定は1/3以下 とすること。 
*事業者は、優先利用枠の中で自由提案事業等を実施することが可能


自由提案事業、というのは落札した事業者が独立採算で実施してかまわないスクールなどで、利益は事業者に入る。

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ベルマーレカラー?

パブコメのときには説明になかった「優先枠」

柳島スポーツ公園についてのパブコメ(市民からの意見)が募集されたのは、平成21年と7年も前の話。(その後の建設計画は大幅に遅れ、その間に再度市民の声を聞くことはなかった。)

パブコメを募集した基本構想にも、その後の基本計画にも「優先枠」と「事業者はスクールを行うこと」の2点は出てこない。
「柳島スポーツ公園施設整備推進委員会」でも話しあわれていない。

平成26年、入札の直前に出された事業者への「要求水準書」で指定されているので、当然、この2点については、パブコメや意見交換会を通しての市民の意見は取り入れていません。


市は「協会の意見や体育連盟など団体の意見を聞いているので、そこに所属するプレーヤーの意見を聞いている。」と言うのだが、協会や連盟などの団体の意見=市民の意見とは、とうていならない。

市が、一部の団体の意見を優先して話し合いを進め、決定事項を住民に伝えるために、市民や住民は事前の参加ができない、情報も知らない。  

何が行われているのかも分からないまま、税金だけは支払う。

そして、結果として、市は入札の経緯を示す「議事録」すらない=入札の経緯を説明できないということになったのが、今回の柳島スポーツ公園です。


テニスコートに関しては、茅ヶ崎公園のテニスコートをつぶして、豪華なハコモノ複合施設建設をする事業が今進んでいる。

これも、コート面数が5面に増えるからコート移設を協会などが了解したと言うが、この移設の経緯自体が今だに不透明で、現地調査をしたら5面作れないことが判明して、結局4面となった。
4億以上の税金をかけてコート移設をしても、4面のままでは移設の意味はない。 

さらに、スポーツ公園100億+4億以上もの税金を使って、スポーツ施設の建設をした挙げ句に、テニスコートは使用面数が実質減ることになる。 

いったい、市は何を考えて計画を進めてきたのだろうか?

これだけの費用かけて、これほど市民の声が反映されていない競技場も珍しいだろうね。

part3では、「自由提案事業」と「ローカルファースト」について


merimaa88.hatenablog.jp