この1枚の写真を、見てください。
これが、神奈川県で最大といわれる、茅ヶ崎市の「クラスター火災地域」を上空から撮った写真です。
この中に、マッチ1本投げこめば、端から端まで燃え広がっていくような住宅密集地。
所々にある小さな茶色い四角・・・これは、小中学校のグラウンドですが、災害時の避難生活場所としても、いかに、わずかなスペースしかないかが分かります。
広域避難場所がなくなってもよいですか?
左下のはじにあるのが「茅ヶ崎公園野球場」ですが ここでさえ、とても小さく見えます。
まん中のみどり色、唯一残された、広いスペース・・・
ここが「茅ヶ崎ゴルフ場」です。
もし、このスペースを失っても、わたしたち住民は大火災から命を守れるのでしょうか?
この写真を見て、あなたは生き延びられると思いますか?
たった今、このスペースが開発されようとしています。
住民の大反対を強引に押しきろうとしている
今年の8月27日から「茅ヶ崎ゴルフ場の利活用基本方針素案」つまり、
「県と市と茅ヶ崎共同がこういう開発にしたいと出した方針」への市民の意見が、パブリックコメントとして募集されました。
集まった意見は271件、この多さは異例です。
271件の意見のうち、
*「茅ヶ崎ゴルフ場の存続」を求める意見が110件以上、
*基本方針や素案それ自体の「過程がすでにおかしい」とする意見、
*市や県・茅ヶ崎共同への不信感、
*素案の撤回、を求める声、
*透明性がない、ことへの不安、
*市民の声を真剣に聞く気がない、ことへの大きな怒り、
*行政のご都合主義の指摘。
*ゴルフ場存続署名2万人への軽視、
*開発主導のコンセプト自体がおかしい、
*開発否定、
*広域避難場所としての開発への否定、
*緑が豊かな茅ヶ崎を返せ、
*緑を残せ、開発を望まない、
*「意見交換会」自体がおかしい、
*資料データを出した市の十分な説明を求める、
などで80件以上。
公園としての希望が21件。
しかし、すでに市長は「市営公園も県営公園もつくらない」と言っています。
公園を希望する人のほとんどは、海浜公園のようなものを想像しているようですが、それはすでに「可能性はない」と昨年から市長は言っています。
結局のところ、
ハコモノ開発を望む声など、数えるほどしかなかった!
それが、茅ヶ崎市の住民の声です。
★change.org へのご賛同をぜひお願いします!