ダントツにトップの苦情件数
茅ヶ崎市役所に寄せられた、市民からの苦情をまとめた資料によると、最も苦情が多かったのが、「ホノルル姉妹都市提携について」だった。
平成２６年度（２０１４年４月〜２０１５年３月）
★その苦情の内容は・・・
• 公務中の事を公表できないのはおかしい
• 公務中に亡くなったのだから公表すべき
• 公人なので遺族の意向に関係なく公表すべきだ
・・・この３つの内容で２６件
• なぜ公務中に海水浴をしてるのか
• 情報が不十分、公務なら説明責任がある
• 姉妹都市締結で茅ヶ崎にどのようなメリットがあるのか、税金の使い道をよく考えるべき
• 海辺を散歩することが公務なのか、ハワイでサーフィンすることが公務なのか
• 事故の原因を公表すべき
• 死因を教えてほしい
・・・・・・この６つの内容で４１件
• 同行した職員の氏名を公表すべき
• 生活が苦しい中何とか税金を払っているのに、公務中にサーフィンなどとんでもない
• 出張にはどれほどの費用がかかっているのか、税金の使い道を考えてほしい
• ７回もホノルルに出張していたことを公表すべき
• 市民への説明がなさすぎる
• なぜ最初に情報を隠したのか
• 真実を語らず、隠そうとする市長に市政に携わる資格はない
・・・・この内容で２１件
• 職員の名前と所属を公表してほしい
• 記者発表のみでは情報公開が不十分である
• 公務中にサーフィンなどとんでもない
• 市長はすぐにでも辞めるべきだ
• 録音して市長に聞かせろ
• 税金で遊ぶなんて今後払う気がしない
• 市は市民に対して説明義務と責任がある。市の媒体を使って説明すべき
• 納税者の気持ちを考えて仕事をしてほしい
・・・・・この内容で１３件
• 公務中に遊ぶべきではない
• サーフィンはともかく、なぜ最初から言わなかったのか、遅れた理由は何か
• 職員の処分はどうなっているのか
• 議会で取り上げられる予定はあるのか
• 事故死について市民への謝罪、職員の処分、旅費や退職金の返金などの説明があるべき
• 今回の件について広報紙に経緯を掲載すべき
・・・・・この内容で６件
市は市民への説明責任があります
苦情のまとめには、市の「説明責任」と「税金の使い道の不透明さ」に意見が集約しているといえます。
平成２６年度、ホノルル姉妹都市に使った税金の総額は・・・？
使った税金がいくらなのか、市側から数字を公表すべきですが、いまだに明確になっていません。
平成２５年分も含めると、職員・議員のホノルルへの出張頭数は５４回、延べ滞在日数は３６０日以上におよび、総額２６００万以上になっています。
担当課が複数あり、商工会議所への補助金などを含めると金額の正確な把握はできていません。
そして、ホノルルjへ出向くのは茅ヶ崎側の職員のみで、ホノルル市側の職員はひとりも来なかった・・・
つまり、茅ヶ崎側の市長・副市長・職員・議員の出張回数、滞在日数があまりに多すぎますが、その理由については、いまだ市長からの説明はありません。
行政をチェックできない市議会議員
市民の苦情が殺到する理由のひとつは、
「本来なら行政に説明を求め、チェックする立場の市議会の議員が追求していない」
このような苦情内容について、市長や担当部署に説明を求めるのは議員の仕事です。
市民から多数の苦情が来ているのを知っていながら、市民の声を汲みあげて議会で説明を求めたのは、ほんの１、２名の議員のみで、しかも、そういう議員にたいして恫喝的なヤジを飛ばす議員さえいる茅ヶ崎の市議会です。
そればかりか、本当に驚いたのは、
「議員が自分たちも税金でホノルルへ行く予算を早々と可決」したことです。
税金の使われ方にも、市民の苦情件数は多い
２６年度「ホノルル予算総額」の内訳を見ると、旅費や宿泊費の他にも、「＊＊委託料」が多いこともあげられます。
市民の知らないところで使われている税金が多いのです。
• ホノルル市姉妹都市推進委員会委託料 ２３７万７４０８円 ＊
• ハワイサーフィン連盟との推進事業委託料 １３８万２８４２円 ＊
• 姉妹都市提携PRステッカー、パンフレット作製 ７６万８６５６円
• 姉妹都市提携に伴う市広報番組用素材撮影業務委託料 ５９万８２１２円
• ホノルルマラソンでのPRブース使用料 ３８万１６８２円
• ホノルル市・茅ヶ崎市姉妹都市提携横断幕作成委託料 ２０万８８０円
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